Count down.

こんにちは。

テスト週間を乗り越え、先週から夏休みに入りました!

 

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この夏休みに、自分にはとても学びたいことがあります。

 

それは「人の個性と多様性」

 

最近、自分は東京でいろんな境遇や考え方の人たちと出会っています。

その中でも特に興味があるのが、性的マイノリティとか知的・発達障害とか、いろんな個性的なパーソナリティーを持った人たちの可能性や生き方についてです。

みんな、当事者であるがゆえの独特な考え方があって、すごく勉強になります。

 

そこで、もっと「型にはまらない」というか、多様なパーソナリティーが認められてもいいはずだし、これらのパーソナリティーを武器としてできることだってあるはずではないかと考えるようになったんです。

思えば、エジソンは小学校中退、田中角栄の最終学歴は中卒ですし、スティーブ・ジョブズビル・ゲイツアスペルガー症候群ではないかといわれています。

その人の良いことを探せばいっぱい出てくるはずなのに、自分も含めて人の苦手なことばっかりに目が行ってるなーと感じます。

 

今回、もっと個性的な生き方について学ぼう!と思って、1週間北海道でいろんなバックグラウンドを持った人が生活しているところを訪ねてきました。

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↑初めて成田からLCCに乗りました。 

 

まずは、春からお世話になっている「東京TSネット」の皆さんと、日高地方の浦河町にある「浦河べてるの家」のお祭り「べてるまつり」へ。

 

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↑自分で自分のパーソナリティについて研究して発表「当事者研究

 

そして、後半は十勝地方の新得町にある「共同学舎新得農場」をお邪魔してきました。

 

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↑代表の宮嶋さん夫妻、ともに作業した山田さんと。

 

それぞれに場づくりに対する考え方と良さがあったけれど、どちらにも共通して印象に残っているのは、決してその人を「障がい」という言葉でくくったりせず、常に一人の「人」として接していること。

 

そこにはやっぱり、いろいろな人がいます。

都会生活がなじまなかったり、家族とのコミュニケーションがうまくいかなかったり。

ここにはとても書けないくらい壮絶な経験をした人だっています。

そして、みんなが五体満足で定型発達とは限りません。

 

できることとできないことがあるけれど、誰もそのことを責めたりせず、みんなで補い合って暮らしている。でも、その中でも自発的に自らを分析して、よりよく生きていけるように働きかける場がある。

そして一番重要なのが「決して拒絶しない」姿勢。

 

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これを都会で現実にするというのは、まだまだ夢想家と言われるかもしれないけれど。

でも、現代の都会の忙しさの中にも、多様な他者を受け入れられる「心の余裕」がもうちょっとあったらいいのにな、と思います。

 

夏休みはまだまだこれからなので、ここはおすすめ!という場所や、これは読むべし!みたいな本があったら是非教えてくださると嬉しいです。

 

それでは。

今日もいい日になりますように!